「民間医療用ヘリ」を知っていますか?

ドクターヘリは、ニュースやTVドラマなどでよく目にしますが、「民間医療用ヘリ」って聞き慣れないですよね?ドクターヘリと「民間医療用ヘリ」、一体何が違うのか、少し調べてみました!

搭乗する人はドクターヘリと異なるの?

基本的なチーム構成は一緒で、ドクターヘリも民間医療用ヘリも、運航スタッフとして操縦士、整備士、医療スタッフとして医師、看護師の合計4名が搭乗し、患者のもとへ急行します。運航時間は、どちらのヘリも、日の出~日の入りが基本です。

ヘリの性能や医療用機材に差はあるの?

ヘリの機種は、ドクターヘリも「民間医療用ヘリ」も統一はされていませんが、性能に大差はあないでしょう。また、民間医療用ヘリの搭載医療機器は病院側の持込機材が主になるので、地域や病院、要請内容により若干の差はありますが、救命措置に必要な器材を搭載しています。

ドクターヘリと民間医療用ヘリの差はどこ?

運営内容に大きな差があります。ドクターヘリは、国と県の補助金を受けた公的なもので、患者さんに生命の危機が迫るような「緊急時」が前提で、医師・看護師を現地に運び、現地での治療開始~搬送を行います。このため、命に関わらない軽症患者の搬送は行いません。

これに対し「民間医療用ヘリ」は、主に民間病院が主体となり、病院の費用で運用することが基本になります。このため、弾力的な運用が可能です。

フライトナースになるためにはどうしたらよいの?

ドクターヘリも民間医療用ヘリも、現在、搭乗するための特別な資格はありません。しかし、それぞれ病院ごとにフライトナースの基準を設けています。前提として正看護師であることが条件となります。

条件の例として
  • 看護師としての勤務経験が5年以上で、救命救急センターでの勤務経験があること。
  • 心肺蘇生法・心臓マッサージの技術を習得するための講習会や、応急治療技術を習得するための講習会を受講していること

などの基準がある。


日本航空医療学会フライトナース委員会では、日本外傷初療(JPTEC・ITLS)ICLS(ACLS)の資格取得者が望ましいとしている。

日本航空医療学会http://square.umin.ac.jp/jsas/about

講習会を実施しているところ

現在「民間医療用ヘリ」を運航している病院は?