失敗しない受験校選び ~入試制度と過去問研究が合格への近道~

失敗しない受験校選び ~入試制度と過去問研究が合格への近道~

看護学校入試必勝法 受験を勝ち抜くためにも、入学した後卒業するためにも、学校選びは非常に大事な要素です。

「看護師養成機関に進学して看護師になる」、ことを目標にすると、大学・短期大学・専門学校どれでもかまわない、ということになります。ただし、大学に進学すると専門学校よりも1年長く在学することになり、その分学費もかかります。一方で、専門学校卒より大学卒の看護師のほうが初任給が高くなることがほとんどです。

専門学校に入学した場合は、大学よりも在籍期間が短くなり、学費は安く抑えられますが、入職後の初任給が大卒よりも多少安くなり、将来、師長・看護部長と職位が上がっていく(出世していく)際に、学歴が影響することもあります。

また、前項でも示したとおり、自分に合った入試制度を持つ学校を選ぶことはもちろん、偏差値や入試倍率を参考に、本命・対抗・すべり止め、と受験する学校の候補を決めて、合格可能性が高まるよう、学力レベルに合った学校を調べ、受験することが大事です。予備校等が実施している模擬試験を受ける、進学情報誌・サイトで情報収集する、情報医療系予備校で指導を受ける等、自分の学力レベルを見極めたうえで受験校を決定しましょう。

受験校選びで迷ったら、候補となる学校の過去の入試問題を取り寄せて、過去問題に挑戦してみると良いでしょう。その時点で合格ラインに達しているか、問題内容が自分の得意とするものか、複数の受験先の過去問題の「答え合わせ」の結果を見比べると、学校別の合格可能性が見えてきます。

合格へのCheck Point!
  • 大学、専門学校進学、それぞれのメリット、デメリットを知って進学先を決めよう
  • 受験予定校の過去問題を入手して、合格ラインに達しているか見極めよう